講義が終了すると喫煙者であればタバコを吸いたくなる衝動に駆られますよね。
3年次以上もしくは二十歳を超えている人はともかく、あなたがそれらに当てはまらない場合、大学内で喫煙するとどうなるのでしょうか。
今回の記事では喫煙者が最低限、大学内で喫煙する際に気をつけておきたいポイントを紹介していきたいと思います。
大学内で喫煙できる条件は?
では大学内で喫煙する条件を満たすにはどうすれば良いのか、以下の2つの視点から見ていきたいと思います。
①年齢
法律でも定められているように原則、未成年(20歳未満)の喫煙は禁止されています。
特に高校までは喫煙に対する周囲の目が厳しかったと思いますが、大学生になると喫煙する事に対する厳しさは以前に比べ減少してきます。
しかし、それは大学生であっても未成年が喫煙する行為はダメな事だと自覚しておきましょう。
なぜなら、「未成年者喫煙禁止法」の中にも記載されているように、未成年が喫煙する事による罰則が以下のようになっているからです。
本人 | なし |
保護者・関係者 | 1万円未満の罰金 |
販売者 | 50万円以下の罰金 |
見ての通り万が一、喫煙した事が大沙汰になれば自分以外の周囲の人間に迷惑を掛ける事になってしまいます。
そのような事にならない為にも、二十歳までタバコは控えるようにしましょう。
②喫煙場所
大学生によってはコーヒーの空き缶を灰皿にし、所かまわずタバコを吸う人がいますがそれは辞めた方がいいです。
大学内にはきちんと喫煙するスペースが設けられており、指定された場所以外での喫煙は基本的に禁止されています。
私が所属していたサークルでは喫煙者が皆、勝手に灰皿を用意して指定外の場所で喫煙していた為、サークル単位で注意されたことがあります。
その時はペナルティが科せられる事はありませんでしたが、個人の行動によって集団に迷惑が掛かってしまう可能性もあるので覚えておきましょう。
未成年でもバレない?
実際に大学内で未成年が喫煙した場合、どのような事が起こるのでしょうか。
シンプルな予想としては警備員、教授、関係者から注意されてしまいそうですよね。
しかし驚くことに、周囲の大人はびっくりするほど学生に興味がありません。
それもそのはず、ほとんどの大学の学生規模は数千人単位となっており、教授もいちいち学生の年齢までは確認しません。
つまり、バレないです。
なので面白い事に1年次でも堂々と喫煙する姿が見受けられます。
もちろん、明らかに1年次と分かるような状況であれば注意されますが(笑)
だからと言って決して喫煙を助長している訳ではありませんので、そこは自己判断して下さい。
未成年による喫煙時の処分は?
もしも、あなたが未成年であり喫煙したことが判明した場合、刑事処分などは特にありませんが、大学側から何かしらの罰則を受けるのでしょうか?
答えは、NOです。高校までは風紀を乱す生徒には謹慎・停学などの処置が行われていましたが、大学ではそういった事はありません。
なぜなら大学では学問や技術を教える事が目的であり、学生の生活面までは面倒を見ないからです。
もちろん大学の名誉を汚すような事をすればそれなりの処分が科されますが、基本的に喫煙・飲酒に関して大学側はほとんど干渉しません。
なので未成年が大学内で喫煙しても、罰則どころか注意すらされない事の方が多いです。
ですが基本的には20歳になってから堂々と喫煙しましょう。
大学で喫煙する事のメリット
では大学で喫煙する事にはどのようなメリットがあるのか紹介していきます。
まず1つ目は、コミュニケーションが図れる事です。
基本的に喫煙所に訪れる学生は大きく分けて3つのタイプがいると思います。
大学によっては多少の違いがあると思いますが、大まかな割合としてこのようになっています。
- 真面目な学生
- 社交的な学生
- DQN気質の学生
喫煙所は恐いイメージの人が多いのかな?と思いそうですが実際は社交的な大学生が多いです。
大学内の喫煙所ではそうした学生同士が、仲良くなるきっかけになる事があります。
普段の授業で顔見知りであっても、きっかけが無ければ話しづらいですよね。
喫煙所ではそういった話しづらさが解け、
自分「〇学部の△△君だよね~」
△△君「あー!自分君でしょ?名前はよく聞くから知ってるよー。どこのゼミ?」
と言った風に自然と会話が生まれます。それがきっかけで仲良くなる例も実際にあります。
序盤の友達作りで失敗した方でも喫煙者であれば、喫煙所が交友関係の救済措置になり得るので思い切って話しかけてみるのもアリだと言えます。
2つ目のメリットが簡易的な休憩スペースとして利用できる事です。
全体に対する喫煙者の割合は1割、多くて2割に落ち着きます。
その為、他の利用施設に比べると利用する学生が少なく、人混みが嫌いな人からすると、ちょっとした時間に休憩する場所として最適です。
例えば図書館と喫煙所の居心地を比較するとこのようになります。
- 学生が多い
- 私語厳禁
- 飲食禁止
- 禁煙
- 人が少ない
- おしゃべり可能
- 飲食可能
- もちろん喫煙可能
- 本気を出せば勉強も可能
- 音楽・動画が視聴可能
喫煙所のつくりにもよりますが、ベンチが設置されている場所なら周りを気にせず、気楽に時間を潰すことができます。
1人で行動する事が恥ずかしい人は、喫煙所の場合1人で居ても不自然ではないので、居心地がいいと感じるかもしれません。
大学で喫煙する事のデメリット
逆に大学生が喫煙する事のデメリットとは、どのような事があるのか見ていきましょう。
- 偏見を持たれる
- 多少周囲から浮く
- 身体に悪影響
- 金銭が掛かる
まず大前提として、大学はセンター試験を突破した教養を持つ人たちが集まる場所です。
もし、貴方からタバコの臭いがすれば、普通の大学生は貴方の事をどう思うでしょうか?
きっと過去の経験から、貴方の事を不真面目な人だと思うはずです。
そのような印象を相手に与えてしまうという事実は、まず理解しておきましょう。
それを挽回する為に必要なのがコミュニケーション能力であったり、真面目に授業をこなす姿勢であったりします。
喫煙者にはそういった努力が必要であり、偏見を無くすことができなければより一層、予想通りの人だと認識され、結果的に周囲から浮いてしまう事になります。
少し大げさに言いましたが、それくらいの気持ちを持っておきましょうって事です。
また、喫煙する事は人体に悪影響を与える事と同時に、学生にとって貴重なお金を消耗する事となる為、喫煙するのであれば金銭を親の仕送りや奨学金に頼るのではなく、最低限のマナーとして自分がアルバイトをしてお金を稼ぐ姿勢が必要です。
まとめ
大学内で未成年が喫煙しても除籍処分になる事はありませんが、周囲からの印象は良くありません。
その印象を少しでも良くするためには、それなりの努力や態度が求められます。
また、悪い面だけではなく、喫煙所ではコミュニケーションが図れる事と、くつろげる空間となっている事もある為、人によって利用価値が高いと言えるでしょう。
大学の喫煙所に行くことを躊躇っている人も、一度足を運んで見てはどうですか^^♪
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