大学生って社会人からすると憧れますよねー。
社会人になると仕事の事で頭がいっぱい、休みもまともに取れない!土日休みの大学生が羨ましい!そんな気分にもなります。
今回の記事では、晴れて大学生になった方、もしくはこれから大学生になる方へ大学の事をもっと知って貰う為に、高校と大学の違いについて少し説明していきたいと思います。
高校と大学の違い
これまでの義務教育や高校では、学年ごとにクラスが設けられていて、1年に一度クラス替えなんて言う恒例儀式もありましたよね。
また、自分専用の座席やロッカーがあって、8時45分までに登校して、4時10分頃には帰宅して、などと色々ありますが高校までの特徴を以下にまとめると
- クラスごとに授業をする
- 答えを暗記する
- 自分専用の座席・ロッカーがある
- 決まった時間に登下校する
- 指定された制服の着用
- 不必要な物は持ち込み禁止
このようになります。しかし、大学では
- 自分で授業を選択する
- 自分で答えを考える
- 「自分専用」がない
- 登下校時間も自分次第
- 1回の授業が90分
- 私服で登校
- 持ち物の制限なし
こうなります。
比較すると分かるように自由度がかなり高いです。
メリットとしては自分が受けたい授業を選択できるので、登下校時間は自身で調整できる事です。(時間割設定は半年に1度)
デメリットは強いて言うなら、自分のテリトリーがない為、昼ご飯を自分の机で食べるということはできない事です。(公共の机は使用可)
ボッチ飯を食べる羽目に合う前に、早めに友達を作りましょう(笑)
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学習スタイルの違い
高校までだと決まった答えを暗記することがメインの学習となっていましたが、大学の場合は違います。
1つの出来事に対して問題が提示され、その解決策を考える事、そのようなスタイルが主な学習形態となります。
もちろん、暗記する授業もありますが、大体は自分で考えることが多いです。
なぜそのようなことをするのか、それは大学生になると論理的思考を身に着ける事が必要だからです。
論理的思考とは簡単に言うと数学の証明みたいなものです。
まず、A=Cを証明したい時に、前提としてA=B、B=Cだとします。
するとA=B=C。だからA=Cであるという風になりますよね。
これは日本のことわざでも例があります。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざを一度は聞いた事がないでしょうか?
「風が吹けば桶屋が儲かる」とは
1.風が吹くと砂埃が立つ
2.砂埃が立つと、盲目になる人が増える
3.盲目の人は三味線を生業にするので三味線が売れる
4.三味線は猫の皮が必要なので猫が沢山殺される
5.猫が沢山殺されるとネズミが増える
6.ネズミが増えると桶がかじられる
→その結果.風が吹くと桶が売れる
これが論理的思考の一例となります。
極端な例ですが、社会人になるとこのような考え方が大切となり、物事を解決する際に非常に重要な役割となります。
その為、大学ではこういった論理的思考を重視した授業が増えるわけです。
大学は自分で学びを追求する場所
先程、大学では論理的思考が大切だと言いましたが、同時に自分自身で学びを見つける事も大切になります。
基本的に大学では出席をするのは当たり前で、授業で寝ようが休もうが誰も何も言いません。
全て自分で判断することが求められます。
また、高校までは分からない事があれば放課後、先生に教えてもらうことが可能でしたが、大学では少し違います。
高校の先生は公務員ですが、大学の教授は研究者であり、公務員ではありません。
なので、教授のスケジュールが空いている時間帯に研究室へ訪問しなければなりません。
もちろん突撃訪問だと断られる場合がある為、事前に教授に連絡し、日程調整をする事が必要となります。
特に大学で資格を取りたいと考えている方は、個別指導は難しいと考えた方がいいでしょう。
優しい教授なら可能ですが、ゼミ担でもない限り、そういう人はあまり居ません。
もし、資格取得を目指すなら、その資格を扱う講義を受講するか、【オンスク.JP】などの資格講座を申し込むか、自分で勉強するかのどちらかになります。
しかし、何も心配することはありません。
大学生には膨大な時間が有り余っているので、本気で資格を取りたいなら、多少自分で学習する能力を身につけましょう。
それをする事で自己啓発にもなりますし、社会に出たときに絶対に役立ちます。
ファッションが自由
高校までは指定された制服に自分の名前が刺繍され、はたから見れば一発で高校生と分かるような服装でしたが、大学生は服装、髪型、髪色、装飾品なども全て自由です。
その為、見た目だけで言うなら人生で一番自己表現ができる時期とも言えます。
イメージチェンジする際に要素が豊富なので、どんどん楽しくなると思います。
しかし、あまりに表現が過ぎると過去の私のように浮きますので、その辺も自己判断で!笑
また、大学のレベルが上がるほど、全体的に落ち着いた服装の学生が多く見られます。(個人の意見)
自由度が高い
何度も言いますが大学では自由度が非常に高いです。
高校までは行動に制限がありましたが、大学ではありません。
ここで、吐き違えてはいけないのが「自由=何でもやっていい」という訳ではなく、授業、サークル、バイト、遅刻、欠席、寝る、全ての行動においては自己責任であるということです。
それは何を意味するのかというと、自己管理をしっかりしなければならないという事です。
授業の遅刻・欠席をしてペナルティーを受けるのも自分の責任、テストを受けず単位が取れないのも自分の責任となります。
一見、自由という言葉の響きは良いですが、その裏に隠された責任の意味を理解しなければなりません。
特に地元を離れ一人暮らしをするとなると、生活がだらしなくなるものです。
自分を管理できるのは自分のみ、体にムチを打つことも時には必要になります。
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まとめ
高校と大学では学習環境や自由度が異なります。また、大学ではこれまでと違い、自分で学ぶ姿勢が求められるようになります。
誰かが手取り足取り教えてくれるとは思わない方がいいでしょう。
しかし、そうした中でしっかりと自己管理を行い、大学を卒業することで社会人になる頃には一回り成長した自分になる事ができます。
将来の自分を意識しながら目標を立てて大学生活を満喫して下さい。