???? キーンコーンカーンコーン。
レジュメを作成するように!以上
皆さんもこのような状況に置かれたことはありませんか?
このような状況になるのは決して珍しい事ではありません。
特に入学したばかりの1年次であれば、そもそもレジュメとは何なのかが分からない人が多いと思います。
今回の記事では、レジュメ(レジメ)を簡単に作成する方法と、レジュメのまとめ方、
発表に向けてどのような事を意識する必要があるのかをお伝えしたいと思います。
大学のレジュメ(レジメ)とは?
このような疑問を持つ方がいると思いますが、レジュメとレポートは少し異なります。
何が違うのかと言うと、レポートの場合あらゆる情報を自分で探しオリジナルの展開が可能ですが、レジュメの場合この本のこの章について周囲の人間が理解しやすいように要約したものとなります。
レポートの書き方は前回の記事を参考にしてください。
レジュメの意味は以下を参考に!
レジュメはレジメともいい、「要旨・要約・摘要・概要・梗概・概論」などを意味します。
「 論文の内容などを簡潔にまとめたもの」や、「講義・セミナー・研究会などで配布される
発表内容を簡潔に記したもの」です。
また、最近では、「履歴書」の意味でも用いられることがあります。
また、レジュメは基本的に教授に提出するだけでなく、グループワークの発表などで使用されます。
その為、人数分をあらかじめコピーしておく事や、レジュメの内容を口頭で補足する事が求められます。
レジュメはそのまま読み上げるだけではぎこちない発表になりますので、アドリブの口頭発表が苦手な方は、発表用の原稿を用意しておいた方が無難でしょう。
レジュメの書き方(例)
レジュメを書く際にはこれと言った型はありませんが、なるべく周囲の人がどのようにして作成しているのか知っておく必要があります。
なぜなら自己流でレジュメを作成してしまうと、あまりにも的外れな書き方になってしまう可能性があるからです。
もちろん大学側で指定された書き方がある場合は、そちらを優先しましょう。
ではレジュメ作成の指定がない場合、的外れな書き方にならない為にも、実際に私が大学で作成したレジュメ(3枚)を紹介したいと思います。
まずは1枚目がこちらです。
1枚目はしっかりと学籍番号、氏名、テーマを記載しましょう。
また右上の日付は必ずしも日付という訳でなく、学部や学科などでも構わないと思います。
そして序論の「1.はじめに」ではその章を選んだ理由と、何に興味を持ったかなどを記していけば良いでしょう。
因みに「2.内容」の部分は「本文」や「概要」などでも代用する事が可能です。
章立てを読み手に分かり易く見せたい場合は、内容に入る前に目次を設置し、見出しを作成するのがおすすめです。
1枚目で意識する部分はこの程度になります。では2枚目を見ていきましょう。
2枚目はひたすら本文を書いていますが、本文の書き方として常識の範囲内で見やすい装飾を行なう事や、グラフ・表などを用いて読み手が理解しやすいように工夫しましょう。
この場合は表と本文が被っていて見にくいですよね。
これはダメな例なので、レイアウトは他人が見やすいように意識して揃えましょう。
※今回使用したグラフには引用元の記載をしていませんが、本来はグラフの下に参考元・引用元のタイトル、URL、閲覧日を書き込む事が必要です。
次に3枚目を見ていきます。
今回のレジュメは3枚目で完結していますが、最後は必ず「考察」と「参考文献・参考資料」を入れましょう。
考察では、自身がレジュメを作成する過程で分かった事や、浮上した問題点などを洗い出していくと良いでしょう。
考察は言わば完結部分に当たるので、締めの言葉で終わりを括りましょう。
見本の文字数は少ないですが、300字程度は書いた方が無難です。
上記3枚のレジュメをPDFで確認したい方はこちら
そして今回紹介したレジュメは「経験から学ぶ人的資源管理論」という本を元に作成しました。
興味がある方は是非読んでみて下さい。
レジュメの書き方2
レジュメの書き方はなんとなく分かったけど、もう少し詳しく知りたい方もいると思います。
ではまずどのようにして書き出していくかを述べていきます。
本文を書き出していくために一番初めにしなければならない事は、何よりも要約する書籍を熟読する事です。
基本的な事にはなりますが、書き出していくには知識が必要だと言う事です。
熟読した後は、大切なキーワードをピックアップし、それに沿ってアウトラインを形成していきます。
このアウトラインさえ初めに作ってしまえば、後はそれに肉付けしていく形になりますので、作業が比較的楽になります。
また、口頭で説明できる部分は最低限の説明を、口頭では追い付かない部分は詳細な文章にして説明していきましょう。
そうする事でレジュメを効率的に作成する事が可能となります。
因みに専門用語が増えてしまった場合、読み手に分かり易くするための工夫として、脚注を付けその説明をフッターに記載するなどの一手間を加えましょう。
そうする事で貴方の発表中、読み手が途中で理解できないという事は少なくなります。
????レジュメ作成時のおすすめアイテム
・ブックスタンド
書籍や文献の要約時に、ページが閉じてイライラする事ってありませんか?
ブックスタンドを持っていると、そのようなストレスは一切感じなくなりますよ。
・ペーパーホッチキス
普通のホッチキスだと芯が必要になる為、時々クリップできないことがありますよね。
また、一度穴を開けてしまうと見栄えも悪くなりますし。
しかし、ペーパーホッチキスは針金が要りませんし、スタイリッシュに閉じる事ができるのでおすすめです。
まとめ
一言で言うとレジュメは要約した文書の事です。どのようにして書いていけば良いのか、迷う事もあるでしょう。
その時に思い出して欲しいのが要点を押さえ、読み手が内容を分かり易く理解できるようにする事です。
また、レジュメの発表はpptのスライドを用いる事もあるので、パワーポイントのソフトを使える環境にしておく事が大切になります。