いきなりですが、「大学に進学したいけど、ぶっちゃけ大学生ってどうなの?」と思う方は多いのではないでしょうか。
大学生になるとこれまでとは違い、まず周囲の人間の質が変わってきます。
中学、高校時代に悪ふざけばかりしている人って皆さんの周りにも1人はいましたよね。
タバコを吸ったり、酒を飲んだり、深夜徘徊をしたり、喧嘩に明け暮れたり・・・
武勇伝を持った方が沢山いたと思います。
しかし、大学生になるとそのような人はほとんど絶滅します(笑)
そこで大学入学後、場違いにならない為にも、この記事ではどのような性格の人が、もしくはどのような人が大学生に向いているかを述べていきたいと思います。
目的意識が明確である
大学に進学する人たちには共通点があります。
それは将来、働く際に役立つ知識やスキルを身に着ける目的を持っていることです。
それはそうでしょう。なぜなら大学の学費はこれまでの学生生活に比べると、非常に高くなるからです。
ここで、授業料の比較をしてみるとこうなります。
● 公立大学全体 年間平均約56万円
● 私立大学文学部 年間平均約75万円
● 私立大学医学部 年間平均約3000万円
特に私立大学の医学部は物凄い金額になってますね!
それ以外のものでも、安いとは言えない額です。
このように大学生になるという事は、高額の授業料を支払う事であり、自分の目的がしっかりしている学生が殆どです。
具体的には、この仕事に就くためには、どういった資格・スキル・能力・知識が必要で、それを身に着けるためには、どの大学でどの学部を専攻する事が必要である、と考えている事です。
そこがきちんとしている人は、大学生になる資格があるといえます。
諦めない!責任を持って最後まで
どのような事でも途中で投げ出す性格の人は、大学生に不向きだと言えます。
なぜなら、そういった人たちは責任感に欠けているからです。
大学ではレポート課題、グループ学習、テスト、卒論など、様々な課題が待っています。
これらは勿論、最後までやり遂げることが当たり前となっており、特にグループ学習は一人一人が役割分担する為、途中で放棄すると自分だけでなく全体に迷惑が掛かってしまいます。
私の周りにもそういった人がいましたが、グループ内の陰で文句を言われていました。
そんな事になれば一番ツラいのは本人です。
もし今現在、自分がそれに当てはまるなら、最低限周囲に迷惑は掛けないように心掛けて行動しましょう。
進んで行動する事ができる
高校生までは宿題をやらなくても、特に単位に影響する事が少なかったと思います。
しかし、大学生になるとそうはいきません。授業で出された課題は成績を大きく左右します。
また、授業中の質疑応答はプラス点になることがあります。それはなぜだと思いますか?
大学では学生の自主性が重視されており、それが社会に出た際、リーダーシップを発揮できる人材に成長できると考えられているからです。
皆が嫌がる事でも、自分から積極的に行動できる人は、仕事においても恋愛においても魅力的に映るものです。
例えば、道路に猫の死体が落ちているとしましょう。普通の人なら見たくもない光景ですよね。
見て見ぬふりを決める人が多数だと思います。そこであなたがその猫の死体を片付けるとしましょう。
するとどうでしょう。
特にお金が貰えたり、表彰されることはありませんが、あなたが片付ける光景を目にした人たちは、口には出さずとも心の中で感心すると思います。
社会ではそういったことが当たり前にできる人に、人は付いていきます。
つまり、人望に繋がるのです。
これは極端な例で分かりづらいかも知れないですが、そういった事が大学生には求められてきます。
軽はずみな言動をしない
冒頭で触れた喧嘩の武勇伝を語るような人は大学生には向いていません。
武勇伝を語るだけならまだしも、暴言・暴力や犯罪をよく起こす人は注意が必要です。
まあ、そのような人はいないと思いますが(^_^;)
現実的に気を付ける例としては、以下のようになります。
- 講義中のおしゃべり
- 不健全な男女交際
- 甘い儲け話
- 飲酒運転
- 違法ドラッグの使用
大学生になると何かと羽目を外してしまうことがあると思います。
県外から一人暮らしでアパートを借りて、今まで制限されていた環境から一気に自由の身となります。
しかし、自由だからと言って物事の良し悪しは判断できるようにしておきましょう。
一時の楽しみを求めた結果、高い学費を払ったにも関わらず、大学から除籍されるなんて事になればとても悲しくなります。
そのような事にならない為にも、マナーやモラルはしっかり守りましょう。
まとめ
大学生は全体として真面目な人が多いです。
一見、そうは見えなくても基礎学力、判断力、思考力は同年代の社会人と比較すると高い事が挙げられます。
また、大学は遊ぶために行く場所と認識している方は残念ながら数年以内に大学を辞めるでしょう。
しっかりとした目標を持ち、将来のビジョンをイメージしながら行動する事が大学生には必要となります。
その中でも自分自身の言動については慎重に扱う事と、物事の判断はできるようにしておきたいところです。
何事も最後まで責任を持って行動することを意識し、より良い大学生活を送りましょう。