学受験の季節になると周りも非常にピリピリしてきますよね^^;
塾や予備校で勉強する方や、個別指導の講師を雇う家庭も結構多いと思います。
それくらいセンター試験は人生を左右すると言っても過言ではない重要なものです。
現在高校生の方は進路について非常に悩み、その結果大学に行くことを決めたと思います。
しかし、センター試験の対策は愚か、その点数基準やセンター試験そのものをまだ理解していない人も中にはいるかと思います。
今回の記事では、センター試験にまつわる情報を初見の方でも分かりやすく紹介していきたいと思います。
センター試験とは?
センター試験とは、言い換えると大学受験の事です。
センター試験は高校受験の時と同様、国語、数学、英語、理科、社会の5教科が用意されており、また5教科の中でも以下のような科目に分岐しています。
国語 | ● 国語 |
数学① | ● 数学Ⅰ ● 数学Ⅰ・数学A |
数学② | ● 数学Ⅱ ● 数学Ⅱ・数学B |
外国語 | ● 英語 |
理科① | ● 物理基礎 ● 化学基礎
● 生物基礎 ● 地学基礎 |
理科② | ● 物理 ● 化学
● 生物 ● 地学 |
地理・歴史 | ● 世界史A ● 世界史B
● 日本史A ● 日本史B ● 地理A ●地理B |
公民 | ● 現代社会 ● 倫理
● 政治・経済 ● 倫理,政治・経済 |
高校受験の時と異なるのが、この中の科目は全て受験しなければいけないという訳ではなく、自分が希望する大学の条件に合わせて、科目を選択する必要があります。
志望大学が複数ある場合は、自ずと受験科目も増えるので、しっかりと条件を把握しておきましょう。
また、受験料の目安として2科目以下だと12,000円、3科目以上になると18,000円となります。
さらに成績通知を希望する場合は+800円別途費用が掛かります。
気を付けなければならないのが、受験料の支払い期間が9月1日から10月初め頃になるので、しっかり検定料の支払いを済ませる事。
そして出願期間が9月末から10月初め頃になるので、申請を行う事です。
高校生の場合は学校経由で、浪人生の場合は手間が掛かりますが個人で出願しなければなりません。
後回しにしていると、取り返しのつかない事になり兼ねないので、分からない事があればすぐ進路相談室へ行きましょう。
点数は何点位あればいい?
センター試験の点数はそれぞれの大学・学部によって大きく異なります。
文学部の場合は平均すると最低6割程度あればギリギリ勝負できるかな、と思います。
しかし、医学部など高度な知識が求められる学部では最低でも8割はないと厳しいでしょう。
また、ここでどうこう言うよりも、センター試験に関しては、その大学の例年の基準があると思うので、そちらが一番参考になると思います。
こちらのToshin.comというサイトでは大学ごとの合格ボーダーラインが詳しく書かれています。
注意して欲しいポイントは、ボーダーラインを満たしていても、その年の倍率が高ければ弾き出される可能性もあるということです。
なので、ボーダーギリギリではなく、基準よりも少し上を目指しておきましょう。
さらにセンター試験で高得点であったとしても、大学側が用意したオリジナル試験を実施する事が殆どである為、最後まで気を抜かないようにしましょう。
すなわち、センター試験は1次試験、大学独自の試験が2次試験と言えます。
どのように勉強すればいい?
これから勉強しようと考えているけど、どこから手を付けていいのか分からない方も多いと思います。
そんな時は、まず自分の基礎学力がどの程度なのかを知る必要があります。
それを知る為の一つは、模試を受けてみることです。
模試とは、模擬試験の略称であり、実際の試験を受ける時の練習みたいなものです。
模試を受けることで、自分が今どのレベルにいて、どの分野に弱いのかを知ることができます。
模試は高校や学習塾で参加募集をしているので、その時期になったらエントリーしましょう。
こちらの学生ウォーカーというサイトに模試の詳細が記載されています。
模試を受けて自分の弱みが分かれば、後はその分野のテキストや参考書を購入して勉強するのみです。
学校側でセンター試験や過去問などが用意されている事もあるので、そちらから手を付けてみるのもアリでしょう。
以下にオススメの参考書を載せておきますね。
センター試験当日は?
受験当日はとても緊張します。
また、通勤ラッシュや通学ラッシュと重なると時間に間に合うか心配になり、緊張も数倍増しになります。
これからセンター試験を受験する方は、受験当日に以下の事が必要になるので、心得ておきましょう。
- 筆記用具(鉛筆は必須)
- メガネ、コンタクトなど
- 時計(アラーム不可)
- スマホ(電源OFF)
- 前日に急激な運動はしない
- 過度な乳製品摂取を控える
- 夜更かししない
- マスクの着用(できれば)
- 早寝早起きを心がける
- 1時間前には会場入りする
- トイレは早めに済ます
- ギリギリまで回答を見直す
受験方法はマークシート方式になります。なので鉛筆は必須アイテムとなります。
もし、試験が始まる前に鉛筆がなければ早めに試験官に伝える事をオススメします。
そうすることで最悪、鉛筆を貸してもらえる場合があるからです。
また、気を付けるポイントとして、アラーム付きの腕時計は原則禁止となっています。
自分の所持している時計がアラーム付きのものであれば、アラームを切っておくか、アラーム機能が付いていない時計を買いましょう。
試験会場でアラームが鳴れば、最悪の場合、カンニングとみなされ退席させられる事も考えられるので、万全の状態で試験に挑みましょう。
まとめ
センター試験対策はそれぞれ大学・学部ごとに異なるので、自分の志望大学のボーダーを把握しておくことが重要となります。
また、センター試験対策は個人で行うには相当な努力が必要となる為、自信がない方は学習塾へ通う事も視野に入れるべきです。
個人でできる対策は過去問、参考書、模擬試験の受験がキーワードとなります。
受験当日には非常にピリピリした空気感となる為、先程お伝えした「持ち物」「体調」「時間」の管理がとても大切になります。
これから受験を目指す上で、しっかり必要な情報をキャッチしておきましょう。